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【関西/兵庫】マウスピース・マウスガードのことならパーフェクトガード
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はじめに

 皆様はマウスガードとはどのようなものを想像するでしょうか?ボクシングやラグビーなどのスポーツにおいて装着を義務付けられているので、「安全」のために装着していると感じている方がほとんどではないでしょうか?
 しかし最近はルールにおいて義務化されていないサッカーや野球、バスケットボールのようなコンタクトスポーツのみならず、ゴルフやウエイトリフティング、クラシックバレエなどでもマウスガードを装着する選手を目にする機会が非常に多くなってきています。この理由として、歯牙の障害や口腔内の怪我、相手を傷つけないといった従来の機能のみならず、瞬発力、バランス力、リラックス効果、集中力などスポーツにおいて様々なパホーマンスの向上が科学的に明らかになって来たことが大きな要因と考えられます。
 けれども同じ名称のマウスガードであっても種類や製作方法は様々です。市販されている多くの物の種類は、お湯で軟化してから自ら製作するものや、ただ噛むだけのものです。これでは、この様な効果を得ることは非常に難しいです。また歯形を採ってから製作する“カスタムメイド”タイプと呼ばれる精密なものであっても、制作者が歯科医療の専門家であるのかによって得られる効果には大きな差が生じます。
 私たちの製作するPerfectGuardは歯科医療の現場で、髪の毛が一本入っても気持ち悪いという程に繊細な口の中において、ミクロン単位の正確な製作が求められる歯科技工士が一つ一つその方の噛み合わせに合わせ、しっかりと噛むことのできる(しっかりとフィットするだけでなく、正確に噛み合わせることが非常に重要です)完全なオーダーメイドにて製作しています。そのことによってパホーマンスの向上のみならず、装着感の無さ、発音のしやすさ、なにより「安全」においても、命の危険や重度障害の恐れのある脳挫傷などを予防することにより、PerfectGuard「命を守る装置」として普及させることを使命としています。

Ⅰマウスガードの使用目的と効果

 マウスガードを装着することにより、脳の損傷を予防することができるといわれています。
 頭部に衝撃を加えて脳圧の変化を測定した実験によると、マウスガード装着時の方が脳圧の上昇も少なく、脳にかかる圧力の持続時間も短くなったという結果が報告されています。
 実際、ボクシングの試合でマウスガード装着が義務化されてからは、試合中の脳震盪の発生が減少しています。
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JODSON C,Hickeyによる調(1967)「8020財団から」

①マウスガードが衝撃を吸収し、外力そのものを減じる。

マウスガードがクッションの役目を果たし、脳外傷の予防をできることが大いに考えられます。
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②衝撃時に噛みしめやすくなる。

s_0003.jpg”噛みしめることによって頚部が固定され、頭部の移動を抑える”
衝撃を受けても頭部の移動量が少なければ、脳に対する影響も少ないといえます。
噛みしめると関節が固定され、それが全体の固定に繋がります。衝撃時に正確な「噛みしめ」がなされていれば、頚部が固定されることにより頭部の移動量が少なくなることによって、脳への影響の少なくなります。
脳は鍋の中の豆腐のようなものであり、外部から急激な圧力が加わると、頭蓋骨と脳の間にズレが生じ、引っぱられた静脈が破裂して出血し、急性硬膜下血腫を引き起こします。頭を直接ぶつけてなくても起きてしまうのです。
(首のまだ据わらない乳幼児を急激に揺さぶることで死に至る恐れのある「揺さぶり症候群」のような状態)
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因みに、日本でこどものこの様な死亡事故が最も多いスポーツは柔道です。
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マウスガードの装着が比較的進んでいるアメリカにおいて、アメリカ歯科医師会の報告では、マウスガードの使用によって年間に200,000本の歯を守ることに繋がっているとのことです。
また欧米では予防対効果の高いことが証明されていることにより、マウスガードを装着せずに事故が起きた場合、指導者が罰せられたり、起訴されるということとなるそうです。
日本でも学校管理下での歯、口、顎のけがは年間80,000件前後といわれています。傷害見舞金の件数は歯のけがが最も多く、3割程度を占めています。

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【マウスガードが義務付けられているスポーツ】
ボクシング、キックボクシング、K-1、空手の一部、ラグビーの一部、アメリカンフットボール、ラクロス(女子のみ)、インラインホッケー
(20歳以下)

④効果のあるスポーツ

プロとアマチュアではルールの違いもありますが、怪我、外傷予防という目的から、マウスガードの装着は下記のスポーツに有効で有ると考えます。

格闘技
ボクシング、K-1、空手、レスリング、日本憲法、柔道、相撲等
球技
アメリカンフットボール、バスケットボール、サッカー、ラグビー、ハンドボール等
個人技
クラシックバレエ、体操、トランポリン、アクロバット、重量挙げ、スキー、スノーボード、自転車競技、射撃、アーチェリー、弓道等

マウスガードを装着することにより、「平均感覚(運動能力ではない)の向上効果=身体の揺れの軽減効果」が報告されています・
また海や川でのダイビングで身に付けるレギュレーターのマウスピースをカスタムメイドすることで、エアー漏れや口の周りのストレスの軽減、海水や淡水の誤飲防止が期待され、より安全なダイビングを楽しむことが出来るとの報告があります。

Ⅱスポーツによる外傷が最も多い部位

日本スポーツ振興センターがH9~18年に行った、学校などへの障害見舞金の給付件数の統計によると、歯の障害は給付件数の約3割で、常に最も多い障害です。学校管理下での歯・口・顎のけがは年間8万件前後にもなるといわれています。
愛媛県歯科医師会が県下中高校運動部に実施したアンケートによると、
●顎顔面・頭頸部のケガの経験のある者
中学生→37.6%高校生49,8%という値でした。
●ケガの種類
口の中を切った、歯が欠けたなど、口の周囲の外傷が最も多く、中学生・高校生
ともに約75%を占めています。
これは、スポーツ外傷の外力が口の周りに集中して起こることを意味します。スポーツによるケガは手足、顔など様々なところに起こりえますが、この中で最も多いのは顔面、特に口の周りであるということです。脳震盪も直接頭を打って起こったのではなく、口の周りに受けた外力が間接的に脳に衝撃を与えているのです。
【外傷の種類】

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愛媛県歯科医師会「歯科領域のスポーツ外傷についての調査」愛媛県内の中学校156校、高等学校73校の運動部に対する調査を各担当教諭を通じておこなった。中学校の有効回答数は338名で受傷者数127名(37.6%)、高等学校の有効回答者数は325名で受傷者数は162名(49.8%)であった。

”重要”

マウスガードを装着していても100%外傷を防止できるという訳ではありません。しかし、防止できなかった場合でも重症には到らず、軽微なものとなる可能性は非常に高まります。歯をマウスガードで覆うことにより、装着者本人のみならず、相手を傷つけることも防ぐことができます。

雑誌プレジデントで55歳~75歳の方1,000人聞いたところ、「リタイヤ前にやっておけば良かった後悔」ベスト3が、
1位、歯の定期健診。
2位、スポーツで鍛える。
3位、良く歩く。
という結果だそうです。自然治癒力の無い歯は、失ってからその大事さに気付く方は多くいらっしゃいます。私たちは日々、歯科医療の現場において冠(被せもの)や義歯の製作を行っている立場としても、そのことは強く感じています。すべて健康な歯の方であっても、1本失うことにより連鎖的に口の中がボロボロになっていくケースは、あまりにも多く存在します。
また、自らの天然歯を失うということは、運動能力の低下や、生活面といった身体的な大きな損失であると同時に、経済的にも大きな損失であります。仮に前歯をスポーツ障害にて一本失ったとします。治療にて人工的に白い自然な歯に戻そうとすれば、保険外の治療となります。その場合の金額はというと、

(失った歯は1本であっても、隣り合う歯を削ってブリッジにしなければなりません。)
1本(8~10万円)×3本=24~30万円程度と予想されます。
(インプラント治療を行った場合。)

また保険治療においても前歯の治療は高額であると同時に、この1本がきっかけで一生苦労する方々も多くいらっしゃいます。
若い時期に健康な歯を失うことは、あまりにも大きな損失ですが、残念ながらこども達に認識してもらうことはなかなか難しいのが現状です。PerfectGuardはスポーツにおいてのパフォーマンスの向上のみならず、非常に安価な、「健康な歯」と「命を守る」マウスガードとしての認識を広める啓蒙活動を、保護者や指導者の皆様とともに行っていくことを使命と考えております。